ずーっと気になってはいたものの、今一つ手が出なかったkakuno。
一本千円。
万年筆としては安い。でもボールペンとしては高い。
もちろんその心には「万年筆ってよくわからない」という理由が見え隠れしているわけだけど。
文房具は好きだが、どうしても万年筆というと高貴な方々の道具というイメージしかなかったため一切触れたことがなかったのである。
それが昨日偶々こちらのブログを拝見して、万年筆って黒だけじゃないという事を初めて知ったのだ。
インクブレンダーの石丸 治さんに作ってもらった! - ねじまき鳥。
色が可愛いのはもちろんの事、インクの瓶までお洒落である。
一気に購買意欲を掻き立てられたものの、入門者に高級な万年筆はいかがなものか…ということで辿り着いたのがkakunoである。
kakunoレベルの金額だったらカートリッジしか使えないのかと思いきや、コンバーターも使用できるということで実は色んな色が使えるらしい。
入門用としてはピッタリだ。
ということで。
買っちゃった。
ホントは365Days Notebookを見に行ったけど、近所の東急ハンズには置いてなくて。
気が付いたらkakunoを買ってた。
軸が白色で、ペン先がウインクしている可愛い系のkakunoもあるけど、ピンクの色味と黒軸のクールさに惹かれてこちらに。
中身はこんな感じ。
私みたいな初心者でも安心して使えるように説明書が入っている。
小学生向けというコンセプトなので漢字に全て振り仮名が振ってあるのが何だか新鮮。
インクを入れるところから始めるので、ちゃんとインクが出るのか、間違っていないか、それはそれはドキドキしながらカートリッジを差し込んだのであった。
じゃじゃん!
ちゃんと書けた!
あーもうペン先可愛い。
新しいペンでゴリゴリ書いちゃうぞー!ということで取りかかった仕事がコレ。
ちょっと遅い気もするけどまだ大丈夫…。
喪中ハガキの宛名書き。
でも、私のように初万年筆を手に入れてウキウキしている人に伝えたい。
万年筆は普通のペンと勝手が違うので、慣れるのに少し時間がかかるかもしれない。
いきなり大事なものを書いたりしないように。
間違っても社長の宛名から書いてハガキを一枚無駄にするなんてことは、してはいけない。
筆圧が強い人間には、練習が必要である。