神戸といえば洋菓子、夜景、港町。
そしてインク好きには有名な「神戸インク物語」を作っているナガサワ文具センターの街でもある。
夜景が綺麗といわれるのが神戸駅を降りて南に歩いた一帯のハーバーランドと呼ばれるエリアですが、もちろんここにもナガサワは有る。
しかも煉瓦倉庫の一角という場所で。
煉瓦倉庫店の外観写真がこの角度なのでてっきり左側の扉が入口かと思っていたが、結婚式の二次会が行われていた。
一瞬間違えたのかと焦ったが、建物右の細い通路を入って行くのが正解。
さて、こんなエラそうに書いているが先日の日曜日に初めて行ったのである。
神戸近辺にお住まいの方ならよく御存じだと思うが、この神戸駅というのは中途半端な位置にある。
最近でこそショッピングモールumieができて人が戻ってきたみたいだが、阪急百貨店が閉店してしまう等夜景以外にパッとしたものが無い。
大概の人間は遊ぶ、といえば三宮駅でのことを言うだろう。
三宮からは歩いて行くにも厳しい。
そもそも三宮にナガサワ文具センターの本店があるので、わざわざこれだけの為にハーバーランドに行かなくてもいいのだ。
そんなことを言うと元も子も無いので遊びに行ってみた。
タイトルには夜景を見に行くついでに~と書いてあるが、私が行ったのは午後3時。
しかも行った理由が「インク工房のイベント日を一週間間違えたから」という情けないものである。
おかげでじっくりゆっくり見ることができたので良かった。
ナガサワで他に行ったことがあるのが、三宮の本店、茶屋町、西神中央の3店舗。
本店にあるPenStyle DENは万年筆の宝庫であることは、雑誌にもよく載っているので有名かと思う。
しかしあるものが本店よりも神戸煉瓦倉庫店に数多く取り揃えられていて驚いた。
それがガラスペンとインク。
ナガサワはBoltolettiというイタリアのガラスペンの輸入販売店でもあるらしいが、どこの店舗よりも種類・色ともにずば抜けて豊富であった。
今月末、25日土曜日にはこちらでガラスペンのイベントもやるみたいなのでお近くの方は参加してみてはいかがでしょうか。
Bortoletti ヴェネチアンガラスペン・シーリングワックス 実演/体験会開催 @NAGASAWA神戸煉瓦倉庫店
それから他のお店よりもスゴイと感じたのがインクの種類の豊富さ。
Diamineのインクがずらっと並んでいる風景が新鮮だった。
煉瓦倉庫ということもあり、中は本当に倉庫のような感じで雰囲気も最高。
色々イベントを開いているみたいなので是非行かれてみると良いかと思います。
来週は石丸治氏のインク工房が開かれるので今度こそ間違えずに行こうと思うのだ。
ちなみに、この煉瓦倉庫店はお昼でも景色が綺麗なのでオススメです。