なんか毎度同じようなことを書いている気がしますが「Mニブが欲しい」と書いた時点で買う運命なんですよね。思い立ったら遂行するまでずーっとそのことを考え続けてしまう我慢できない性分なので仕方ありません。それに改めてプロギアスリムMの修理預票を見たら「1か月半以上かかります」って書いてあるんだもの。さすがにあと1カ月は待てない…。
というわけで葛藤の末仲間になった新入りを紹介しましょう。
#3776 センチュリー・シャルトル・ブルー ロジウムメッキ
公式サイトはこちら → プラチナ万年筆/Century
ロジウムメッキにした理由
ただのシャルトルブルーではございません。ロジウムメッキ仕様です。5000円も高い方です。5000円を追加してまでこちらに決めた理由は、この青軸に似合うのはシルバーだと思ったから。シャルトルブルー自体は少しだけ透けている青色。元々落ち着いていて、それでありながら美しいと思ってしまう絶妙な色なのです。面白いもので金属部分がゴールドとシルバーとでは全く別の顔になるんですね。個人的にはシルバーの方が気品があるように見えました。平たく言えば高そう。実際に高いわけだけど。私の好みは完全にロジウム。比べるまでも無いほどに惹きつけられました。
実は「山中と並べた時にお似合い」というのも大部分を占める理由です。
正直、色違いといえど既に持っている万年筆と同じものを購入するのはかなり躊躇しました。メーカーも種類も被らないように購入しようと思っていたからです。しかし見た目だけで手に入れたこの山中の書き味が素晴らしく、手持ち史上最も綺麗に日本語が書ける万年筆として地位を築いていたのだ。#3776センチュリー最高。「色違いにするなら横に並べた時に違和感の無い色にしたい。それならクリップの色は同じが良い。」ただそれだけの理由でした。
実は透明
強い光を当てるとようやく中身が見えるくらい。実は透明。通常使っている分にはインクの減りどころかコンバーターの存在もよく見えません。暗い色だからだとおもいます。暗くありながら透明感を持った色はこうやって表現されているわけですね。
Mニブ最高
この写真あんまり違いがわからないですね。手元にないので定かではありませんが、プロギアスリムMよりも細いと思います。センチュリー特有の大きなペン先とコシの強さのせいでしょう。書き味はヌルヌル。Fはとてもきれいに書き始めの線が45度になりますが、Mは割と丸いです。他の手持ち万年筆と比べて留めや払いが美しく書けるところはどちらも同じ。まさに日本語を書くためには最高のペンであります。
こんなにヌルヌル、スルスル書ける万年筆が手に入ってしまっては勉強もアイデアも広がるばかりですね!(希望)今の私の筆記欲は大変なものですが書きたい気持ちが中身に繋がるかはまた難しいところ…。これで本当にしばらく万年筆は買えません。でもシャルトルブルーと山中の#3776センチュリーコンビの満足度は満点なので充分2年間の万年筆禁欲生活を送れます!
実はBも欲しい。無事に大学院を卒業して再就職が決まったら買います。次はブラックダイヤモンドが良いなぁ。

プラチナ 万年筆 #3776 センチュリー ロジウム シャルトルブルー 中字(M) PNB-15000CR#51-3
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プラチナ 万年筆 #3776 センチュリー ロジウム ブラックダイヤモンド 太字(B) PNB-15000CR#7-4
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