お洒落なインクもよく見るし万年筆って興味あるけどなんだか踏み出せない、と迷っているアナタ。
不安なことなんてないよ!こっちにおいでよ!と伝えたいだけの記事です。
万年筆界隈は優しい世界
新しい世界に足を踏み入れることが怖いという理由の一つに、元々いる人たちが自分を受け入れてくれるかということが一つあるかと思います。
下手なことを話して間違っていたら怒られるかも…?なんて思ったりするかもしれません。
特に万年筆は趣味の一つとして歴史が長いため、その道に足を踏み入れて何十年という人たちがゴロゴロいます。
でも安心してください!
新入りにマウントを取る古参はいません。
500円のプレピーでも1000円のカクノでもなんでもいいんです。
万年筆に興味を持ってもらえたことが嬉しく、ようこそ!と迎えてくれる人たちばかりです。
身近な人でもネットの人でも良いので万年筆に興味があると伝えてみてください。
良いところがどんなところか喜んで教えてくれるはずです。
私も初めての万年筆を手に入れてから4年を超えましたが、誰と絡んでもみなさんとても優しいです。
理由を考察してみました。
万年筆は本当に繊細なペンなので同じメーカーと種類でも個体差があり、さらに使い込むことで世界に一本しかない自分だけのペンに変身します。
みなさん好みもそれぞれ違うのでお互いが好きだと思うものに口を出すなど無意味なのです。
スチールペン先が好きな人、金ペンが好きな人、たくさんの万年筆をコレクションしている人、一本だけを大事に使う人など色々いますがお互いに尊敬しあっているように感じます。
高い万年筆を買う必要はない
万年筆ってお高いんでしょ…?と思いますよね。
全体の数を見ると1万円どころか数万円を軽く超えてくる万年筆がたくさんあって、初心者が気軽に手を出すものとしたら高いです。
万年筆ってどんな感じだろう?ちょっと使ってみたいなぁー。という方は各メーカーにオススメしたいのが安定のカクノです。
パイロット 万年筆 カクノ FKA-1SR-SP 細字 ソフトピンク軸
- 出版社/メーカー: パイロット
- メディア: オフィス用品
- この商品を含むブログを見る
私が初めての万年筆にカクノを買ったとき「普通のボールペンは100円なのにこれ千円もするの?」って思いました。
でも数万円の万年筆がゴロゴロある界隈で、千円ってお試し価格としては良いのではないでしょうか。
使い方を学ぶ練習用としても最適です。
なにせカクノには初心者のために使い方ガイドが同梱されていて、下記公式サイトで動画でも丁寧に説明をしています。
どうでしょう、一度試してみませんか?
5千円以下のものもたくさんありますよ。
無限に楽しめるインク色
カクノでもなんでもいいので手に入れたらぜひ万年筆の醍醐味、インクに目を向けてみてください。
ボールペンは決められた色しかありませんが、万年筆は専用のコンバーターというインク吸引機を買ったら、インクはどこのメーカーのものを使っても大丈夫です。
可愛い瓶で選ぶか、可愛い色で選ぶか…自由です。
セーラーの万年筆インク(インク工房)なんて100色あります。
また既製品だけではありません。
セーラーにはインク工房のイベントがあります。
このイベントはインクブレンダーの石丸さんと高橋さんが日本全国を回って、その日に好きな色を作ってくれるというものです。
昔参加したときのことを書いているので良かったらこちらも見てくださいね。
自分で色を混ぜて新しい色を生み出すミクサブルインクというものもプラチナから発売されています。
可愛い見た目のものも多い
万年筆は黒い丸っこい形のものしかないと思っていませんか?
実はとってもかわいいものが多いんです!
可愛い万年筆で有名なのはLAMYのサファリでしょうか。
毎年限定カラーも販売されますし、定価が1本4千円とお手頃な価格帯なのも人気の理由です。
ラミー 【限定】サファリ 万年筆 パステルブルーマカロン M(中字)
- 出版社/メーカー: LAMY ラミー
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
他のメーカーだってスタイリッシュな見た目のものも、可愛い色のものも、限定品もあります。
特に限定品は予約をしないとすぐに売り切れてしまうことがあるのでニュースは欠かさずチェックするのがオススメです。
最後にうちの万年筆を紹介します
左手前から(メーカー、品名、ボディカラー、字幅)
- パイロット カクノ 細字
- パイロット カクノ 極細字
- パイロット グランセNC オンシジューム 細字
- プラチナ #3776センチュリー シャルトルブルー 中字
- プラチナ #3776センチュリー 山中 中字
- ペリカン ハイライター シャイニーグリーン 極太
- セーラー プロフェッショナルギアスリム ダークフランボワーズ 中字
一番安いのがカクノで千円、一番高いのが2万円の山中です。
個性があるので、どれが良いということはありません。どれも好きです。
値段は本当に関係なく、自分が気に入ったものが最高の万年筆です。
難しいことは全然ありません。
万年筆に少しでも興味のある方はカクノからでもいいのでぜひ気軽に使ってみてくださいね!