EmIrA JoUrnAL

文房具・ゲーム・音楽が好きな在馬会社員♀

デジタルとアナログの手帳使い分けについて考えた

大学に通っていた頃は完全に普通の手帳を使っていてデジタルはほとんど利用していなかったのですが、仕事を始めてからデジタルの方が便利な場面が多く再び両方使いに戻りました。

手帳と言ってもアナログはバレットジャーナル、デジタルはTrelloとTodoistという両方ともTo-Doリストが中心の使い方をしています。

アナログ手帳のメリットとデメリット

メリット

  • 絵を書いたりできて自由度が高い
  • 書くと覚えやすい(個人差)
  • 考えながら書くので頭の中も同時に整理される(個人差)

デメリット

  • 物理的に手帳を開かないといけない
  • 文字を書くのがデジタルより遅い
  • 簡単に消せない

デジタルのメリットとデメリット

メリット

  • 急な変更にも簡単に追加・修正対応が可能
  • 別のデバイス間で共有ができる
  • リマインダー・アラーム機能が使える

デメリット

  • プラットフォームに依存するため自由度が低い
  • デバイスの電源切れだと使えない

アナログだけで限界が来た理由

アナログのメリット少なくない?と驚いたことでしょう。
でもアナログ手帳に向き合っている時間が一番好きです。

手帳を手書きで書いている時間というのは時間の流れがゆっくりで、自分の思考に唯一じっくりと向き合っている時間であると思っています。長期的思考になります。

ストレスを減らして心を豊かにするためには欠かせないものだという考えなのですが一旦職場に出るとゆっくりとした時間を過ごすのが難しくなりました。

現在、約500人が勤めるウェブ企業でインバウンドセールス&マーケティングを担当していますが、私のように本社に勤めているのはその半分以下の人数で他の人たちは世界中に散らばっています。このため社内ではすべての業務がオンラインで行われています。

業務連絡も書類の提出も会議も全てオンライン。全員のスケジュールもGoogle カレンダーで管理されています。

99%がオンライン上で行われる職場では物理手帳を取り出して作業をすると流れが遮断されるような違和感を感じるようになってしまいました。

あの人に電話をしよう、メールを送らないと、といった止めどなくあふれ出るような小さなタスクを全てアナログ手帳に瞬時にリストアップするのは難しく、それらの弱点はデジタルの強味でもあるのです。

目の前の短期的な仕事を確実につぶしていく短期的な思考についてはやっぱりデジタルが一番です。

使っているデジタル管理システム

Google カレンダー

calendar.google.com

先述したように社内の共通プラットフォームがGoogleであるため、使わざるを得ない状況なのがGoogleカレンダーなのです。仕事のスケジュール管理は全てこの上で行われます。

特に私は外出も残業もまず無いので前職のようにプライベートと仕事のスケジュールが被るということもありません。完全に別々に管理をしても大丈夫です。

ここにプライベートの予定は書かないし、仕事の予定もアナログのバレットジャーナルには一切書きません。

Todoist

ja.todoist.com

To-Doリストに特化したアプリケーション。

細かいことまで全部リストにして一つずつ潰していくのがオススメの方法です。ドラッグで簡単に並び替えもできて、操作は直観的でシンプル。

その代わりタイトルをつけてメモを書いて、というような重い使い方には向いていません。

自分をタスク処理機械と化してやらなければいけないことをただひたすら終わらす時に最適です。

Trello

trello.com

TodoistとEvernoteの上位互換のようなアプリケーション。TodoistとEvernoteの良い所取り。

チェックリスト、プロジェクトわけ、画像の挿入などなど、もはやできないことは無いのでは?と疑いたくなる充実ぶりを無料アカウントでさえ体験することができます。

Googleドキュメントを開くまでもないけれど長文のメモなどを作成したい時は、ページ移動をする必要も無くどこに何があるかわかるため視認性が高く使いやすいです。

仕事はデジタル、プライベートはアナログ

正直スピードを求められる仕事の場合はアナログ手帳は完全に不向きで非常に使いづらいです。

せっかく仕事用にと意気込んでジブン手帳を買ったのですがお蔵入りすることとなりました。うちの職場には向いていません。

ただしプライベートについてはゆっくりと思考を整理しながら書く必要があるので自由度が極端に下がるデジタルは考え方を狭めてしまうため、アナログの方が適しています。

仕事での疲れを紙の手帳で癒すためには、仕事に紙の手帳を持ち込まない方が良いのかもしれませんね。

働く業界、業務内容などアナログ手帳が活きる場合もあるので試行錯誤しながら自分に合った使い方を見出すのが結局は一番です。

部屋の中で持ち運ぶための手帳セット作った

手帳やノートってその時の気分によって机で書いたりベッドの上で書いたり色々したいですよね。

よーし書くぞ!と思って移動した先で「ペンを忘れた」「ステッカーを忘れた」と思考を中断させて取りに行くのが非常に面倒なので、これさえ持ち歩けば完璧!の手帳セット作りました。

狭い部屋だからこそ移動が大変なので

貧乏インターン生の私は3畳強くらいのビックリするくらい狭い部屋に住んでいます。シャワー&トイレは10部屋で共有、ネット・光熱費込みで家賃2万4千円。

日本人は基本的にプール&ジム&セキュリティ付きのコンドにしか住んでいないので、私が今住んでるこのスゴイトコロについて面白いのでまた書いてみたいと思います。

そんなわけで部屋が超狭いので家具が下に机があって上にベッドがある二階建てになっています。

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部屋の外まで行かないと写真が撮れないし、ベッドに扉が突っかかるので全開にできなくてこれが限界ですw

ハシゴの上り下りって結構大変で、ベッドに上がってから忘れ物に気付いたときの絶望感が凄いんです。

これさえあればどこでも書けるスタメンボックス

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カゴにノートや手帳、ペンなど全て手帳を書くのに必要なものをぎっしり詰め込みました。

IKEAにてRM30(850円)で買ったカゴが最高に使いやすい。ご覧の通りB5ノートを入れてもちょうどいいくらいで持ち手も問題なく使えます。網目も細かいので中のものが落ちなくて◎

中身はこちら。

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ステッカーと長い線引きに使っている製図用定規はA5サイズのクリアファイルに入れています。このファイルはHIGHTIDEのオンラインショップでロイヒトトゥルムを買ったときに入れてくれていたもので、ずっと使わせてもらっています。

好きなことを色々書いている無印のノートとバレットジャーナル用ロイヒトトゥルム。

ペンはちょうどいい使い捨てのプラカップがあったので万年筆と他ブラシペンやハイライターを二つに分けて入れてます。

ノートとペンだけだとちょっと余裕があって中身が動くので今読んでいる途中の本も入れて安定性を高めています。

ちょっとしたことでストレスフリー

アレがないコレがないでせっかくのゆっくりした時間が中断したりするのは小さなストレスになるためこれで平和な手帳ライフが送れます。

必ず使うものだけを一まとめにするとすごく楽なので、手帳やノート好きのみなさんも是非やってみてくださいね!

誕生日にカクノ透明軸もらった

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別にもう誕生日なんて全然特別でもなんでもない日で、ちょっと自分の好きなもの食べて贅沢するだけの日で、ここ数年誰かから祝ってもらった記憶なんて全然なかった。

ところがいつもゲーム関係のイベントに一緒に行ってくれるマレーシア人の友達がサプライズで誕生日プレゼントを持ってわざわざ遠いところから遊びに来てくれました!

誕生日の話なんて一切したことがなくて恐らくFacebookで見たのだと思いますがその心意気に感謝感激です。

しかも自分は一切興味が無いのに一生懸命しらべてカクノを買ってくれました!こっちじゃ高いのに。嬉しすぎるので今から自慢します!

カクノ透明軸

カクノといえば歴史的売り上げを記録し、万年筆に興味がない若い世代を数多く沼につき落とした撒餌万年筆として有名ですね。私もその一人です。

グレー軸と原色キャップ、白軸とパステルカラーキャップという組み合わせでシリーズ化した後ようやくきました透明軸!昨年夏から販売されてます。

ボディの透明感がすごいんです。ギザギザ模様がついた山中を見慣れているせいか第一印象は「驚きの透明度」でした。

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この顔がまた可愛い。

透明軸だけの特権 CON-70

カクノには付属のカートリッジ式インクの他に自分の好きな色のインクを入れるためのコンバーターが装着できます。

パイロットの現行商品はCON-40とCON-70ですが容量が大きいためCON-70を装着できる万年筆は限られており、今までのカクノも入りませんでした。

しかしカクノ透明軸は違います。CON-70が装着できるのです!

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こちらはCON-50を装着している状態ですが軸の端に装飾が一切無い分なんだか物足りない感じの見た目になってしまいます。

残念ながらCON-70はまだ持っていないのですが調べたらPenGalleryに売っているそうなので近々買いに行きます。約1200円。日本の1.5倍以上の値段…。

しばらく置いておくことにしました

インクを通して極細字を体感したいとも思ったのですが、頂き物ですし少しの間観賞用として置いておきます。CON-70を買ったときに初めて使おうと思います。

黒色カートリッジはもちろん付属していますがせっかくの透明軸なので綺麗な色のインクを入れて見た目も最大限楽しみたいですね。


成田空港のTraveler's Factoryに行った時の話

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3か月ほど前の話になってしまうのですが、ようやく行きたいと思っていたトラベラーズファクトリー成田空港店に行った話でもしましょう。

用事が無ければ行くこともない成田空港ですが、こちら限定のアイテムも沢山あるためずっと行きたいと思っていました。

それが成田経由で関西に帰ることとなったため乗り換え時間を利用して遂に訪れることができたというわけです。
(余談ですが海外>日本>国内線乗り換えは絶対にオススメしません…乗り換え空港で荷物を必ず一度受け取らなければいけないため時間が非常に勿体無いです。)

とはいえ、当日は日本円が2千円しかなくて…伊丹空港から大阪駅までのバス代を残しておかなければいけなかったためステッカーしか買っていません。思い切り買い物は出来ませんでしたが覗くだけでも楽しかったです。

Traveler's Factoryとは

トラベラーズノートは聞いたことがあるけどトラベラーズファクトリーとは何だ?と思われる方もいらっしゃるでしょう。

端的に言ってしまえばトラベラーズノートの公式ショップではあるのですが、公式ウェブサイトの紹介欄には設立の経緯をこう書いてあります。

「トラベラーズノートと仲間たち」の世界をもっと深く追求するための基地を作り、多くの人たちとの出会いの場を創造していきたい。そして、リアルな場を共有することによって、あたらしいコミュニケーションやモノを作り出していきたい。それこそが「トラベラーズファクトリー」設立の想いです。

トラベラーズノートを通して多くの人とつながる場所…ということでただの公式ショップにあらず、自社製品以外にも海外のアイテムや旅をモチーフにした文房具などで溢れています。

ノートを持ってどこか旅に出たくなる、そんな場所です。

トラベラーズファクトリーはどこにあるの?

第1号店の中目黒店、2号店は成田空港第1旅客ターミナル4階、3号店は昨年4月に東京駅に誕生しました!

中目黒のお店は過去2回訪れております。

emirakb.hatenablog.jp
emirakb.hatenablog.jp

そのまま飛行機に乗って伊丹に飛ぶので東京駅には訪れていませんが、成田空港限定・東京駅限定のアイテムも色々あるのでそれぞれ違った楽しみ方ができます。

3店舗は固定でありますが、イベントで海外も含め色々なところに出店しているようなので公式情報は常にチェックです。

成田空港店の場所は初心者にはわかりにくい…

さて成田空港店ですが、そもそも私は成田に行くこと自体も初めてで結構迷いました。というのも私が利用したのはANAで、トラベラーズファクトリーがあるのはJALが発着する第1旅客ターミナルです。

先述した荷物受け取りのせいで時間がほとんど無く、結構忙しかったです。家族に頼まれたごまたまごを入手しつつ別ターミナルまでバスに乗ってトラベラーズファクトリーに行くという厳しいミッションでした。

4階まで上がってみたもののどこにあるかわからない…結果的にはお土産屋さんが連なってある一角の中にありました。10キロ近くあるリュックを背負って走り回っていたのでこの時点で既に死にそうです。

無事トラベラーズファクトリーに到着!

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ありましたありました!!

思っていたよりもこじんまりとしたお店でしたが、トラベラーズノート関連はもちろん全部そろっていて店内入り口の一番目立つところにステッカーがいっぱい並んでいました。
それもそのはず、このステッカーシリーズは成田空港店限定で他のお店では買えません。

成田空港限定デザインや日本旅行をモチーフにしたものが多く、トラベラーズノートの事をよくしらない人でもついつい買ってしまいそうなラインナップです。1枚220円、5枚以上買うと1枚あたり200円とお得になります。

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私は予算の都合で2枚だけ買いました。成田空港の方はちょっと反射する素材ですが、富士山の方は和紙のような質感です。レトロなデザインがどちらも可愛い。パソコンに貼っています。

大きさは直径が10cmほどと結構大きいのでスーツケースに貼っても存在感があって可愛いかもしれんせんね!

東京以外にも出店を…

今のところ固定店舗の出店が東京だけに集中しているので是非とも大阪駅や関空にもお店を作って欲しいところです。

もしくは東京だけでなく他の観光都市をデザインしたステッカーも常設してもらえるとお土産にできて良いので今後の情報に期待していきたいと思います。

スタビロのミニ蛍光ペンが超可愛くてたまらん

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スタビロの蛍光ペンと言えば一風っ変わったチューブ型が特徴でそのままでも充分可愛いのは言うまでもありませんね。

少し前にこれのパステルカラーが販売が開始されたんですが、CzipLeeのウェブサイトを覗いていて偶然発見してしまったミニの存在…。

その出会いはあまりに衝撃的で、どうしようも無く可愛くてついつい買ってしまったので見せびらかしたいと思います。

ミニパステルカラー本体の絵が超可愛い

まるでアイドルグループの宣材写真みたいな雰囲気ですが、こちら6人組はバラバラ、3色ずつセット、6色セットという組み合わせで店頭に販売されておりました。メンバーを数人に絞れなかった私は箱推しすることに決めたのでした…。

表面はいつものように赤いマークと黒いロゴでSTABILO BOSS(蛍光ペンのシリーズ)と書いてあるだけなんですが、ミニはそれをひっくり返すと絵がついています。

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ライラック:描かれた目とロゴが合わさってちょうど顔みたいに見えます。très chicはフランス語が語源でお洒落とか、そんな感じ。大人のお姉さんっぽい。

ターコイズ:おわかりいただけるだろうか、船の右下に小さなハートが書かれてあるのが。マイルドライナーのマイルドブルーより実はちょっと緑っぽいです。海の色、ターコイズブルー。

イエロー:イエローは今にも歓声が聞こえて来そうなくらいはじけてます。Hip-Hip-Hooray!!

ピーチ:ピーチ?ピンク?と思いきやオレンジっぽい方にこの名前がついてます。飛行機に乗って新しい旅に出ようって感じでしょうか。ドットのハートが素敵。

ミント:6色の中で私の一番のお気に入り。タンポポの綿毛が描かれています。Wish. 願いがきちんと届きますように。

ピンク:Be-YOU-tiful. 音にしてみるとわかりますがBeautifulの言葉遊びみたいなもので、Urban Dictionaryによると「自分らしくいる時が一番綺麗」とかそんな意味らしいです。ピンクにLoveなどありきたりなものではなく、この言葉を選んだデザイナーのセンスが光ります。

この「可愛い」を作り出したデザイナー

www.instagram.com

これらの蛍光ペンはドイツ出身 Hannah Rabenstain さんの作品。

文字ロゴを中心にデザインされているようですが彼女のインスタグラムの写真も当たり前だけど凄くお洒落で見ているだけで幸せな気分になれます。

残念なお知らせ

ここまで紹介しといてなんですが、どうやらこのHannahさんデザインによるミニパステルカラーシリーズは日本で販売されていないようです。

普通サイズ・絵柄無しについてはもちろん販売されていますが、こちらは限定品らしく現時点で日本の販売が無ければ難しいかもしれません。

ただ、オフィシャルによる販売が無いだけで輸入文具を扱うところではもしかしたらあるかもしれません。日本でも海外でも、実物はもっと可愛いので是非見かけた時は手に取ってみてくださいね!


ずっと行きたかった文具店Stickerrificに行ってきた

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以前ブログでほぼ日手帳を取り扱うマレーシア唯一のお店が近所にあるという話(現在は2店舗になりました)をしたのですが、そこはほぼ日だけではなくトラベラーズノートも扱っていてかなり評判のいいお店なので気になっていました。

www.stickerrificstore.com

それがこのStickerrificという文房具店です。
近所と言えば近所ですが、電車では行けないので先延ばしにしていたら友達が誘ってくれたので行ってみました。

あまりに最高だったのでマレーシアに住んでいない方にも是非共有したいと思います。お付き合いください。

場所

LRTならAsia Jaya駅からタクシーか電車でJaya Oneというショッピング地区に行く必要があります。KL Sentralからでも車で30分くらい。

Jaya Oneは普通のショッピングセンターとは違い、その一角に住居、教育、店舗などを詰め込んだ新しいプロジェクトによって作られた一角なので他のお店もお洒落で個性的なところばかりです。今度は違うお店も探索したい。

ここにあるPJ Live Artsの上、Level 3にあります。The Beeというお店の前にあるエレベーターを乗ると着きます。でもすごいわかりにくくてこれで合ってる?と言いながらマレーシア人の友人と恐る恐る乗りました(笑)

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エレベーターを降りるとすぐお店の入り口。
営業時間は12時から19時、月曜日が定休日。

文房具愛に溢れる最高の空間。

先ず最初に飛び込んでくるのはマスキングテープコーナー。入り口の両サイドに積みあがってます。一歩目から足止めを食らうので要注意ですね。

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こだわりの文具店あるあるのオリジナルグッズも色々とあります。日本じゃよくありますがマレーシアじゃオリジナルグッズを扱う文具店なんて無いです。ピンバッジ、ステッカー、ポストカードなどなど…。

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奥がワークショップの会場で手前が自由に使えるテーブル(多分)。ちなみにこのお店には看板猫がいるのですが、この日はワークショップをやってるお姉さんたちのところから動きませんでした。

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そして久々のご対面、MDノート!トラベラーズノートは紀伊国屋でも取り扱いがありますがMDノートは滅多にみません。しかもほぼ全種置いてありました。

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もちろんトラベラーズノートも勢ぞろい。限定品なんかも置いていてビックリします。

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ここの最大の特徴と言っても良いのがカリグラフィに対する情熱。軸やニブの種類の豊富さは日本でも見ないレベルです。ワークシートも色々な種類が取り揃えてあり初心者から上級者までみんな満足できます。

カリグラフィと言えばインク。エルバンと極黒の間にあるインクはなんだろう…。落ち着いた色味で気になっています。次行ったら買うかもしれない。

戦利品

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オリジナル商品に弱いのですが、いつでも行けるので今回はステッカーのみと自重しました。さりげなく一つだけ紛れているお店のロゴシールが可愛い。

そして最近ハマりにハマっているトンボAT-B…。5本になりました。世界で愛されるだけのことはあります。一番書いていて気持ちいい。

その下の小さな箱は中国製のステッカーです。色々種類があって可愛い。200円ちょっとくらいします。

あともう一つすごい可愛いポストカードを買ったのですが、写真を撮る前にうっかり投函してしまって残せませんでした。マレーシアらしい可愛い葉書がいっぱい売っているのでお土産にしてもいいですね。

文房具に対する意識が求めているそれに近い

文房具に対する意識が日本とマレーシアでは明らかに違うというのが住み始めて約二年、私が毎日感じていることです。

日本には旅屋や文房具カフェなどの個性的な文具店はもちろんのこと、ナガサワ文具センターや東急ハンズの大衆向け文具店でさえ趣向を凝らした店づくりをしていたり文具メーカー自体も様々な商品を日々開発していたりする。

ところがマレーシアは本屋の一角に文房具コーナーがあり、ただ商品が並べられているだけの非常に味気の無いお店がほとんどを占めている。知っている範囲ではCzipLeeくらいしかいいお店が無い。そのCzipLeeもナガサワやハンズのような大衆向けなので、お店の人のこだわりがぎっしり詰まった個性的なお店は無いのかと半分諦めていた。

そして体験した、Stickerrific…。

お店に入った瞬間「これこれ!私が求めていた文房具店は!」となった。細部までこだわった内装とディスプレイ、文房具に愛を持っていることが伝わるスタッフの人たち、そこには今まで私がこの国で一度も目にしたことがない最高の光景が広がっていました。

カリグラフィを始める人が店員さんに相談していたのですが、1から丁寧に使い方や練習の仕方などを自身の知識と経験も含めて説明してあげていました。普通の文房具店ではありえません。

今歯医者に通っていて2月は予算の関係で厳しいのですが…3月はブラシペン講座(6500円)に是非参加しようと思っています。一見お値段高めですが、4時間のワークショップでペンや絵具などの材料やワークシートもついているので実質そんなに高くありません。

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こんな感じで毎週末に講座が開かれています。
どれもお値段高めですが材料費込みでこの値段なので実質はそんなに高くありません。毎回いっぱいなので早めにオンラインで予約しないと駄目みたいです。

このお店は外から見て良さそうだからふらっと立ち寄ってみた、ということが有り得ない場所にあるのですが沢山の人が買い物に来ていました。

マレーシアのみんなも文房具に興味ないわけじゃない!ただそういうお店が無いだけ。
それを体感できただけでも嬉しかったです。本当に幸せだった。

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記念スタンプもあるのでクアラルンプールに旅行に来た時には是非立ち寄ってみてくださいね!
オリジナル商品をマレーシアに行かずに欲しい方は最初にご紹介した公式サイトから買えて海外発送も対応しているのでこちらもチェックしてみてください。

2018年を共にする私の手帳を紹介する

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平成最後の1年である2018年、みなさんは今年をどの手帳と駆け抜けることに決めましたか?私の手帳は去年より一冊少なく、バレットジャーナルと初めてのジブン手帳。この二冊の良いところと使い方を少しご紹介したいと思います。

ジブン手帳

11月からインターンではありますが社会人復帰をして会社で働いています。そのため時間管理がしやすい週間バーチカルタイプを探していて行き着いたのがジブン手帳。

普通のジブン手帳にはDIARYのほかにLIFEとIDEAの2冊がついてくる3冊構成なのでそれらの機能をバレットジャーナルに集約している自分にはこれまで魅力的に感じませんでした。カバーの安っぽさも否めません。

それがジブン手帳Bizの存在を知ることで一変。マットで落ち着いた外観とほぼグレースケールの中身。DIARYのみの販売で1冊使いが前提です。もともと方眼が好きなので使わない訳はもうありません。

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12月から使っているので使いやすさの話では方眼があるとガイドラインになって書きやすいです。始業時間が早いので24時間軸なのも嬉しい。

ただ連絡やスケジュール管理などをすべてオンラインで行う会社なので、外出を伴わない営業職にはバーチカル方式は要らなかったかも。手帳自体は良いのですが、この会社で働き続けるとすればジブン手帳は最初で最後になりそうです。

ちなみに前回会社員をしていたころ仕事用に使っていたのは東急ハンズのhands+ A5 バーチカル(https://hands.net/goods/2430000418204/)でした。

バレットジャーナル

​去年に引き続きロイヒトトゥルム エメラルド。同じ色を買ったわけではなく、まったく同じノートです。新しいノートに変えてもよかったんですが、半分も残っているので引き続き使います。

自分で作り上げていくことの楽しさにはまってしまったバレットジャーナル・別名BuJo。商業手帳で発生する「この機能が欲しい」「これはいらない」といったことが全て解決します。仕事用ということでジブン手帳を分けたけど正直これ一冊で私は賄えると今になって気付いてしまった。

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タスク管理型の手帳方法なのでコツは細かいことも全部タスクとして書いてしまうこと。最長30分単位までにしないと大きな単位で書けば消費できない自分にモヤモヤしてしまうのでお勧めできません。

例えば「掃除をする」というタスクを作るのであれば「棚上の埃を綺麗にする」「掃除機をかける」「床を拭き掃除する」といった具合に分割すると具体的にやりたいこともイメージできて無駄なく動きやすいです。

頭の中でふと思いついたことだとやろうと思ってそのまま流れてしまうことも多いですが、本当にしなければいけないものとそうでないものも含めてすべて箇条書きにする方法であることと手書きであることは私にピッタリなので今後も継続的にできそうです。

今年は2冊

昨年は3冊でやってましたが、分けると思考もバラバラになる気がして私にはあまり合いませんでした。会社と自宅のように分けたい時はむしろそっちの方がいいので2冊が限界ですね。

emirakb.hatenablog.jp

​タスクを中心に動く方がやりやすくて今バーチカルを上手く使いこなせていないんですよね。前働いていたときは使ってたんですが、ここ一年BuJoをやってたせいで思考回路が変わってしまったのか…。

上手くハマる使い方を試行錯誤しながらこの2冊で2018年を頑張っていこうと思いますので今年もみなさんどうぞよろしくお願いします!​

山中、修理できないってよ

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山中が割れた経緯についてはこちら。
emirakb.hatenablog.jp


9月末頃に修理のお願いを出しましたが1ヵ月後の10月末頃に修理依頼キャンセルで#3776センチュリー山中はそのまま帰ってきました。

私の渡馬に間に合わないからという理由では全くなくて山中の胴軸は交換部品がもう無いので修理ができないという非常に悲しい理由でした。2年前の限定万年筆なのである程度覚悟はしていましたが実際にこういった場面に遭遇すると何とも悲しいものです。半年前に問い合わせた時はまだ在庫あるって言ってたのにさ…。お電話にて「他のシリーズの軸で良かったら交換は出来ますがどうしますか」と聞かれたのですが、あの波打った素敵な見た目に魅かれたわけでいくらなんでもその選択肢は無いなぁとお断りしました。

プラチナさんは悪くない。悪いのは割ってしまった私なのだ。別に機能的に問題は全くないので接着剤でつけてこのまま使ってくださいって言われちゃった。まぁそうなんだけどね。綺麗に洗浄してもらっていたこともあり、あれからまだ使えずにいます。多分まだ修理が出来なかった現実を受け入れられずにいるのだと思います。

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ナガサワ文具センター本店で修理依頼をしたのでナガサワの袋に入って、外れてた胴軸末端はオエステ会オリジナルマステ・神戸バージョンで補強されていました。可愛い。正直これを外すのも勿体無い。

万年筆の傷はもちろんのこと私の心の傷もしばらく治りそうにありませんが、現実を受け入れられたらまた山中にインクを入れて以前のように使っていきたいと思います。それまではグランセ、シャルトルブルー、プロギアスリムの3本で筆記欲を満たします。

手帳に便利な付箋)ティアドロップとほぼ日のまるふせん

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12月が始まり2018年1月はじまりの手帳が使えるようになりましたね。

近頃はBullet Journalにハマっていたことと会社員を辞めてバーチカルタイプが不要になったことからこの手の商用手帳に戻ってくるのは実に2年ぶりの事です。先日日本に帰った際、ジブン手帳と共に手に入れてきたものがありました。それがサムネの付箋2種です。

左側:ティアドロップ
nombre.ocnk.net

右側:ほぼ日のまるふせん
www.1101.com


ティアドロップは水縞とのコラボ商品ですが、両方ともほぼ日のグッズです。残念ながら前者は今年のウェブサイトに載っていないのですが、後者は今年も買えるので残っていればロフトで購入できるはずです。

実はこれ、以前手帳を使っていたときに購入したものですが、うまく使いこなせずほとんど新品のまま実家に転がっていたところを拾ってきたものです。使い始めたら可愛くて思ったよりも使いやすかったので私の使い方をシェアしたいと思います。

手帳のポケットに収納できるカードサイズに変身

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ほぼ日の商品ということもあり、ほとんどの手帳についているであろうカードポケットに収納することができます。折りたたんだ時の厚さも3㎜程度なので入れたまま手帳を書こうとしてもそんなに気にならず邪魔をしない厚さです。収納しても可愛いというのは嬉しい機能のひとつですよね。

それぞれの使い方

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ティアドロップは決まっていない予定を書くのに使っています。材質が紙なのでゲルインクボールペンで記入しても全く問題ありません。上下で分割する事ができるので上半分の糊がついていない部分に?マークを書いて、決定したらした下半分だけ残して後で記入しなおします。目立たせたい予定があるときは赤色を選んでポップアップのようにしています。
小さな付箋で気になりがちな粘着力ですがかなり強力。ページをめくっても浮くことすらなく剥がれる気配は全くありません。

一方、まるふせんですがフィルム付箋なのでゲルインクや万年筆での直接の記入には向いていません。その代わり透けるのでクラススケジュールや課題の締め切り、試験日など決定している大事な用事を目立たせるために使っています。視認性は下がりますが大事な用事が入っている日が一目でわかるので便利です。ほぼ日用サイズですが、ジブン手帳にもピッタリなのでジブン手帳ユーザーにもオススメ。

ティアドロップが手に入りにくいみたい

まるふせんはもう定番化しているみたいですが、ティアドロップは上記に貼ったリンクのようにnombre(水縞公式ウェブショップ)でも売切れになっていて買えないみたいです。KDMで在庫があるみたいですが、調べてみるともうここだけのようです。手帳関連グッズの売れ行きが良い時期でもあるので落ち着いたらまた在庫が入荷するかもしれません。非常にオススメなので見かけた際には一度手に取ってみてくださいね。

ジブン手帳 Biz を手に入れた!

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2018年は会社員に戻るため当時使用していたバーチカルタイプを買おうと思い、色々と考えた結果はじめての「ジブン手帳Biz」にしました!

www.kokuyo-st.co.jp

心配していたけど安っぽさが無いカバー

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Bizはカバーの種類が艶黒ブラック、マットブラック・ネイビー・レッドと4種類あります。艶黒ブラックはエナメルのようで手帳としては少しチープな感じがしてしまいますが、マットは想像していたよりは手に取ってみるとレザー柄で手触りもよく良い感じです。


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内側が普通のビニールで、カバーの端もいかにもビニールですと主張しているような押し型なので別売りの手帳カバーとは正直比較はできませんがビジネスでこのまま使用しても十分ですね。ウェブサイトではピンクに近い赤に見えたためネイビーにしようと思っていたのですが、実物をみるととても落ち着いたワインレッドのような色で一目惚れしたのでマットレッドにしました。

いつでも見返すことのできる書き方の見本

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書き方の見本やコツというのは手帳を買うと別紙でよくついていますが、ジブン手帳の場合は最初の4ページが使い方の見本になっています。この通りに使う必要はもちろん無いのですがどのように書くか他の人のやり方を見るとヒントになることがよくあり、別紙ではなく組み込まれていると無くす心配もなくとても嬉しい機能です。

手帳専用ペンにJuice up 03も同時購入

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ジブン手帳の方眼は3.5㎜とかなり小さめのため万年筆のFでもかなり厳しいため細いペンを購入することにしました。書きやすい細いペンが欲しいなぁと覗きにいったところ出会ったのがJuice up 03です。シンプルですっきりとお洒落。握る部分が滑り止めになっているのと、程よく太さがあるため手にピッタリフィットします。書き味滑らかな水性顔料インクです。

新しい手帳と新しい一年を

2018年は私にとってまた新しい生活が始まる年です。ジブン手帳Bizには一年の目標を8項目に分けて書く欄があるので、それぞれで目標を達成できるように頑張ります!マンスリー・ウィークリー共に12月スタートなのでちゃんと始められるように計画の欄を今月中にしっかり練ろうと思います。