EmIrA JoUrnAL

文房具・ゲーム・音楽が好きな在馬会社員♀

2018年手帳は初・ジブン手帳を追加しようかと思う

9月半ばに急遽日本に帰ることになりました。9月と言えば2018年1月スタートの手帳が一斉に販売開始される月でもあります。そういうわけで2018年の手帳について改めて考えてみました。

2017年手帳+αについて

今主に使用している手帳やらノートやらがこちらになります。

  • Bullet Journal (スケジュール管理、習慣トラッカー、リスト等々)
  • ほぼ日手帳カズン (アイデア帳)
  • ノート (アイデア帳・保存用)
  • コピー用紙 (アイデア帳・殴り書きバージョン)

ノートやコピー用紙と用途が被っていて「ほぼ日要らないやん…」という状態です。実際使う頻度が非常に下がっており白紙のページもかなり多いです。スケジュール管理も全てBujo一冊で完結するのでただのノート状態。お値段も高いし三年間ほぼ日を使ってきましたが今年で卒業することにしました。

そして2018年はまた仕事を始める年であります。Bujo一冊ではどうしてもカバーできない部分がでてきます。Bujoの弱いところは時間軸に詳しく書き込むといったバーチカルページを作ることが難しく、会社員時代活用していたこのページを持つ手帳を新しく探さないといけません。

バーチカルならジブン手帳

そこで候補に挙がったのがジブン手帳Biz!

www.kokuyo-st.co.jp

私が今までジブン手帳に手を出さなかった理由が「分冊は面倒・1日1ページ欲しい・A5が良い」といった理由からでした。またポップな中身もあまり好きになれませんで。そこでビジネス向けであるBizを見たところ、とても落ち着いた色でDIARY1冊のみの販売です。サイズはA5スリムと私が好んで使っているサイズより細身ではありますが、目的がバーチカルだけなので問題ありません。ガントチャートがついているのもジブン手帳の特徴で非常にビジネス向けの手帳ですね。

タスク管理はBujo・時間管理はジブン手帳

それぞれの手帳が強み弱みを持っていますが、数を増やすとどれも管理できなくなってしまいます。私は2冊が限界なのですが、2018年は初めてBujoとジブン手帳という組み合わせでいきたいと思います。

7月に購入した文房具

しばらく文房具は買っていませんでしたが今月は筆ペンカリグラフィの影響で色々と仲間が増えてしまいました。相変わらず筆記具が好きです。


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こちらが今月購入した文房具たち。ゲルインクボールペン3本、ブラシペンが1本、ハイライター1本、マーカー1本、ノート1冊です。

左上から

  • 無印良品 さらさら描けるゲルボールペンノック式 0.5㎜ グレー
  • Pilot Pop'lol 白 (日本未発売?)
  • ZEBRA サラサ 0.5㎜ 黒
  • サクラクレパス ピグマ02(0.2㎜) 黒 (日本デザイン違い)
  • ZEBRA マイルドライナー マイルドグレー
  • サクラクレパス ピグマMB (日本未発売)
  • ライフ ノーブルノート A5 方眼

最近Bujoをはじめノートを書くことにハマっているためデコレーションに使えるものが中心です。またモノクロブームが個人的に来ているので白から黒まで様々な明るさのラインナップになりました。ノーブルノートは普段ものすごく高いのですが伊勢丹で60%オフで売られていたため買っちゃいました。600円弱。正直値段だけ見て衝動買いしたので何に使うか全く決めていませんが…。


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白のゲルインクPop'lolは多分海外のシリーズだと思いますが、日本のパイロットだとジュースシリーズですね。多分中身は同じだと思います。筆ペンカリグラフィのデコレーション用です。また、個人的にオススメしたいのがピグマです。顔料インクで耐光・耐水性を持ちながら字幅も0.03㎜から3㎜まで小刻みにありどんな用途にも使えます。細かい文字が書ける色あせないインクなので手帳用ペンにピッタリではないでしょうか。ただあまり細いと凄く書きにくいので0.3㎜くらいからが良いかもしれません。


それはそうと無印のノック式ゲルボールペンですがインクの出具合がいまひとつという感じがします。これはサラサと両方を使っているため余計に感じるのかもしれません。旧デザインの時は気持ちよく書けたので買ってみたのですがリピートは無いと思います。個体の問題かと思い違う色も購入しましたが同じでした。デザインは好きなだけに非常に残念。「これでいい」を目指す無印良品なので多くを求めてはいけないことは知っていますが…。


一通り欲しいものは揃ったので8月は多分デコレーションスキルアップ期間になり新しい文房具は増えないはずです。値段も日本の1.5倍から2倍なので考えながら買わないと地味に痛いんですよね。あと収納スペースがもう無いので物理的に限界です。スキルアップに注力します!


ピグマ 0.3【黒】 ESDK03#49

ピグマ 0.3【黒】 ESDK03#49

筆ペンでカリグラフィをやってみる

こんにちは、他人から影響を受けやすい私です。さて本日ご紹介する影響を受けて始めてみたものはこちら。


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カリグラフィ

カリグラフィと一言に申しましても使う材料は多岐に渡ります。つけペン、マーカー、筆、ボールペンを装飾しての疑似カリグラフィ等々。そんな中から私のアンテナに引っかかったのが「筆ペン」です。絵画用の筆を使って行うものもありますが日本人にお馴染みで保存も持ち運びもラクチンな筆ペンです。経緯を説明すると最近ハマりにハマっているBullet Journalの動画を見ていたのですがみなさん惚れ惚れするようなタイトルを書いているんですね。私もあんなお洒落なタイトル書いてみたい、といつもの流れです。

筆ペンカリグラフィの基本的なやり方

www.youtube.com


英語音声ではありますがこちらの動画が丁寧に説明されていて非常に勉強になりました。英語音声しかありませんが見ているだけでも充分伝わると思います。


★ 基本ルール ★
下から上に描くときは細く、上から下に描くときは力を入れて太く書く


と簡単な話なのですが、下から上に描く際の細い線が難しいです。私も初心者なので細い線がグラグラしているのがわかると思います。初心者はまずこの基本の線の書き方から練習することを勧められています。そして肝心のアルファベットの練習ですがABCの順に練習していくのではなく、縦線の組み合わせになるI及びTといった簡単なアルファベットから練習していきNやM、Hなど段々と難しくしていきます。AやOといった丸を描く文字は一番難しいので一番最後に回しましょう。


コツはペンを持つ角度です。立てて持つとペンも痛みやすく、文字に強弱が出にくいため綺麗なカリグラフィになりません。なので寝かせて持ったまま力の入れ具合だけに変化を持たせるようにします。角度による違いについてはこちらの動画をご覧ください。


www.youtube.com


カリグラフィにオススメのペン

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(上)YouTubeやInstagramで最も利用者が多いと感じるのは「トンボ AB-T」。世界中の人が使っています。画材とカテゴライズされているらしくクラフトショップに行けば海外でも簡単に手に入ります。公式ウェブサイトにも"アメリカで大人気"と記載が。驚異の全95色。自分の好きな色が一つは必ず見つかるところも人気の理由の一つかもしれません。スポンジタイプのペン先はしなやかで寝かせるとかなり太く書けます。サムネはこれで書きました。練習用には非常にオススメです。 強弱を付けやすく世界中から支持されるだけの理由があると感じる一本になります。
(参考)AB-T | 株式会社 トンボ鉛筆


(下)私の当初の目的はカリグラフィでBujoのタイトルを書きたいといったことでしたが、トンボABTは私にとって太すぎて小さな文字を書くには難しすぎました。私が見ていた動画の中で使われていた細い筆ペンがこちら「PIGMA MB」です。色々調べてみたのですが、サクラクレパスの商品ではあるのですがどうやらこれは日本では販売されていないようです。日本の公式ウェブサイトには情報がありませんがアメリカのサイトにはあります。このシリーズは黒一色ではあるのですがBB、MB、FBと3種類の太さがあり私が購入したMBはトンボABTよりも一回り細いためBujoのタイトル用にはちょうどいい太さです。Bujoのタイトル用にするならこちらの方がお勧めです。FMでもいいかもしれない。
(参考)SAKURA of America 公式ウェブサイト

筆ペンならどれでもできる

商品によってコシや太さは違うものの筆ペンならどれでもできます。日本の家庭には一本は筆ペンがあるのではないでしょうか。是非みなさんも自宅にある筆ペンで要らないコピー用紙の裏にでも書いて挑戦してみてくださいね。Bujoのタイトル書きだけではなく、ちょっとした紙に書いてお洒落な手作りカードを作ることもできますし一度習得してしまえば色々なものに使えます。書体もたくさんあるのでこれも奥が深い世界ですね。

慣れるまではかなり難しいですが8月分のBujoに書けるようにコツコツと練習したいと思います!

限定万年筆 (販売終了)の修理問い合わせをした話

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2015年7月、私が手に入れたのは3776本限定の「プラチナ #3776 センチュリー 山中」でした。二年前の夏の話です。これを少し前に…コンクリートの上に落として割ってしまいました…。まずは症状をご覧いただきましょう。

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先端に大きなヒビが入ったキャップ。気密を維持している肝心な部分には幸いにも無事です。

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胴軸に至ってはお尻が取れてしまうという重症具合。

急いで移動していた最中だったのでペンケースに入れず直にカバンに入れたため、走った衝撃で飛び出してコンクリートの上に叩きつけられてしまったのです。ペンケースは大事です。反省しました。不幸中の幸いというべきかキャップをした状態だったためペン先は全く問題ありませんし、使用には何の不便もございません。ただ大きな傷がついてしまったボディを見るたびに申し訳なく感じるので助言も受けたことだし修理問い合わせをしてみることにしました。

今すぐ修理に出せない

私が購入したのは「NAGASAWA神戸煉瓦倉庫店」です。パイロットのように取り扱い店が多く、広く認知されているメーカーであればいいのですがプラチナをマレーシアで見かけることはほとんどありません。こちらで修理をお願いしたところで日本に送ることになるのでしょう。そんなわけで帰国時に自分でお店に持っていく方法が一番確実だと思っています。

ただ、私は日本に一度も帰っておらずこの先も卒業してビザの切り替えを行う時が来るまで帰るつもりもありません。あと一年は修理に出せないのです。つまり山中が最初に販売されてから3年が経つことになります。こんな限定品の万年筆を一年も先に修理してもらえるのかと不安は増すばかりです。

購入店にメールしてみた

メーカーに直接連絡しようか悩んだのですが、まずは販売店の方が良いかと思いNAGASAWA神戸煉瓦倉庫店に連絡を入れてみました。すると翌日には返事が返って来ていました。

プラチナ担当者に問い合わせた所
「修理受付がご予定が1年後修理となるので、100%パーツご用意できるかはお約束はできませんが
おそらく大丈夫ではないは?」との事でした。(一部抜粋)


わざわざメーカーに問い合わせてくだった上でお返事をくださったということで、こういう事が起きると万年筆はナガサワ文具センターのように評価の高い良いお店で購入して良かったと改めて思いますね。

キャップにヒビが入っていたら乾燥してしまうのでインクを抜いておいてください、とも助言を受けましたが機能的に問題の無い部分であるため継続して使用しています。私にとって一番書きやすいのは山中なんですもの。お尻が無くなってしまう危険があるので持ち歩くことはせず、自宅専用万年筆になってしまいましたけどね。

工業機械だったら販売終了から10年はメンテナンス部品を確保しないといけないとか色々決まりがありますが、こういう消費者向けの商品は文面を見る限り特に決まりは無さそうですね。日本に帰ったらすぐに修理に出したいと思います。

万年筆は値段じゃなくてお店で選ぶべきと改めて感じた話

ネットを見たら定価の何割も安く万年筆が販売されていることはもちろん知っているし、定価で買って損してるなぁーって思われているかもしれません。個体差の激しい万年筆だからこそ、本当に信頼できるお店で買わないと後々値段以上に損をしたりすることもある。過去に二度も痛い目を見ている私だからこそ改めて言いたい。お店は大事。ちょっとしたメールにすごく丁寧に返信してくれる、こういう小さな気配りが凄く嬉しい。メールの内容を全部載せたいくらい感動する内容でした。

自身でオリジナルインク「KobeInk物語」やオリジナル万年筆を販売されていたりと、万年筆を好きな方であれば知らない人は恐らくいないプロフェッショナル・ナガサワ文具センターの公式ショップのリンクを貼っておきます。


www.nagasawa-shop.jp


インクやガラスペン好きは神戸煉瓦倉庫店、万年筆好きはPen Style Denがお勧めですが個人的に一番好きなのは梅田茶屋町店です。ネットだけじゃなくてお近くの方は是非お店にも行ってみてくださいね。以上、改めてナガサワ文具センターへの忠誠を誓うこととなった件でした。

エアアジアの機内販売ボールペンが可愛い

飛行機に乗ると目の前のポケットにDuty-Freeのカタログが置いてありますがみなさん機内で買い物しますか?
化粧品でも地上よりかなり安く購入できるので私は必ずと言っていいほどします。

普通の航空会社では限定グッズが少ないのですがLCCは旅券が安い分物販に力を入れているようで色々な限定グッズがあります。
そしてエアアジアのグッズは可愛い。
マレーシアの航空会社で日本では新千歳、成田、羽田、関空に就航しています。
そんなわけで私は乗る機会が多いのですが、乗る度に色々と買ってしまうので我が家にはエアアジアグッズが色々とあります。
文具好きな方々に是非オススメしたいのがエアアジア限定ボールペン。

窓もついてる!しっぽが可愛い飛行機型

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某スペースペンにそっくりな見た目ですね。
真っ赤なエアアジアのロゴが付いた垂直尾翼と窓があってコロンとした飛行機型が可愛い。
お値段はRM39(約1000円)という良心価格。


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デザイン側がキャップになっています。
一応キャップは本体に挿したまま筆記できるのですが残念ながら外れやすいのでそのまま書いた方が良いです。
もちろん収納時は黒いゴムがあるためしっかりハマり、気が付いたらキャップが外れているということはありません。
元々入っているインクは書き始めがかすれるのですが書き始めるとヌルヌル書けます。

ヨーロッパ系ローラーポイント

本体をクルクルと回すと分解できるのでインクの交換もできるのが◎
肝心の交換インクはヨーロッパ系の金属ボールペンリフィルなら入ります。全長9.8cm。


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無地のリフィルが元々入っていた方ですが、私は一番簡単に手に入るのでペリカンのリフィルにしました。
使い切ったわけではなく落として書けなくなってしまったんです…。お値段RM20.15(約520円)。
マレーシアに用事がある人は日本と全然値段が違うのでペリカンはマレーシアで買うのがオススメ。
Fを購入しましたが本当に細くて手帳向きですね。視認性を求めるならM以上が良いと思います。


確実に手に入れるため事前にネットで予約を

フライトが決まれば出発の48時間前までならこちらのウェブサイトからオンライン購入できます。


BIG Duty Free AirAsia


オンライン上で支払いし機内で受け取りができます。
購入証明のメール画面を印刷して機内に持ち込むのを忘れずにしましょう。
機内で購入すると品切れをしていることもあるので確実に手に入れる為にはウェブサイト経由で購入するのがオススメ。
他のオリジナルグッズも可愛いので色々見るだけでも楽しいですよ(´∀`)

全23色。MONTEVERDEのインクが結構可愛い。

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実は前回投稿したエルバン エメラルドチボーと共にもう一本インクを購入していました。
それがこのMONTEVERDE(モンテベルデ)です。
茶系を買おうと思ったのですがどうせならあまり日本で見かけないメーカーが良いなぁと手に取りました。
日本のモンテベルデ公式ウェブサイトには30mlのミニボトルのみ記載がされていますが、マレーシアでは90mlボトルも販売されています。
大量消費するわけではないのでミニボトルにしました。お値段RM35(約910円)。


タミヤのスペアボトルを彷彿とさせる正方形の寸胴な瓶はスタイリッシュとは言い難いところがありますがレトロな感じがして逆に可愛いですね。
色彩雫のミニボトルはちょうど半分の15mlしかありませんが、色彩雫の方は瓶がかなり厚いため実のところ外見の大きさにそれほど差はありません。
インクの種類は全23色ですが、そのほとんどが黒・茶・青系で占めておりどれも微妙な違いです。
特に茶系に関してはボトルラベルからでも判別しにくいくらい似ているので試筆させてもらえるならお願いした方が良いと思います。

悩み抜いて選んだCanyon Rust

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紙:トモエリバー(ほぼ日手帳カズン)


そんなこんなで試筆させてもらって5色もある茶系から選んだのがキャニオンラスト。
「キャニオンの赤錆」という名前の通り赤みがかった茶色です。
書いたばかりの乾いていないインクは赤い色ですが乾くと茶色に落ち着きます。
ですので試筆の際は乾くまでしっかりと観察してみてください。
色彩雫の松露もそうですが乾く前と後で色が変わるインクは楽しくて良いですよね。


本当は私が使っているセピアのスタンプパッドと同じ色を探していたのですがコレはちょっと赤過ぎました(´∀`)
万年筆を扱っているお店って高級感を出すためだと思いますが照明暗めですよね(笑)
他の茶色も欲しくなってしまいますが、これはこれで可愛い色なので満足です。
ほんの少しの違いで印象が変わってしまうインクの世界は相変わらず奥が深いです!


今更ですがエルバン アニバーサリー1670 エメラルドチボーを買いました

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エルバンアニバーサリー1670 エメラルドチボーを手に入れました!
ちょうど一年ほど前に一般販売が開始されたインクです。
ゴールドのラメがキラキラ輝くこのシリーズは新色がでる度に話題になりますね。

最新の色は2016年夏頃に発売されたブラウン系のキプロスのキャロブ(Caroube de Chypre)ですが、エメラルドチボー(Emeraude de Chivor)を購入しました。
販売開始当時は日本初入荷分の150個が手に入れられず、そのままマレーシアに渡ってしまったという経緯がありました。
そんなわけで心の片隅にずっと欲しかったという気持ちが残ったままでいたので先日発見して買ってしまったというわけです。

長い間思い続けてようやく手に入れたインクは想像以上に素敵だったのでご紹介します(´∀`)

深いエメラルドに輝くゴールド

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(訂)セーラー プロフェッショナルギアスリム (M)

アニバーサリーインクの特徴は何といってもインクの中にキラキラ輝くゴールドのラメです。
異物が入ったインクですので最低でもM以上の字幅でフローが良いものに入れることをお勧めします。
細いつけペンや万年筆で使うと特徴であるラメのキラキラ感があまり味わえないのでその点でも細いペンには向いていないように思います。
ちなみにペン先にラメが引っかかって出てこなくなったときはフィルム付箋を挟むことで簡単に取れるので試してみてください。
洗浄は簡単に流れるのでインクが乾いてしまうほど長期保管しなければ普通に使っても問題無いと思います。

個人的にはもっと明るいエメラルドを想像していたのですが、意外にも深いエメラルドで落ち着いた上品な色です。
ラメが底に溜まるというインクの特性上、ラメの量は多くなったり少なくなったりと一定には出てこないのですがそれはそれで味があっておもしろいのが良い所。

マレーシアで買ったら安かった

日本の定価は3200円+税ですが、マレーシアはRM83(税込)/約2200円でした。
実はマレーシアは本なども含め全く同じ海外製品が日本より安い価格で売られていることが多いです。
これにリンギット安も加わって非常にお手頃価格ですね。
その代わりパイロットの色彩雫が3000円くらいで販売されているので日本製品は購入できないという短所もあります。
もしマレーシアに来る予定のインク好きな方がいらっしゃいましたら、ヨーロッパ製のインクを買って帰られることをオススメします(´∀`)


呉竹のリアルブラッシュが発色・書き心地共に最高

The Gardens Mall (Mid Vally Megamall直結)のLevel 3にあるArt Friendというクラフトショップに世界中の色々なメーカーの画材が所狭しと並べられています。
マインドウェーブのシールやmtも数多くあり、コピックも(恐らく)全色揃えられているという品揃えです。
所狭しという表現は比喩でもなんでもなくて通路は二人すれ違うのがやっとの幅で、上から下まで圧巻の画材だらけです。


そんな素晴らしいお店で見つけてしまったのが筆ペンで有名な呉竹から発売されているカラー筆ペン「リアルブラッシュ」。
店頭には40色近くの色がバラ売りされています。
定価は1本200円。マレーシアはこの1.5倍300円近くです。
全80色あり、セット販売もあります。
公式ウェブサイト → 手帳アレンジに使えるおすすめ商品 | Clean Color f - 株式会社呉竹

発色がキレイ

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ノート:ポリプロピレンカバーダブルリングノート・ポケット付 本文A5サイズ・白・90枚・ドット方眼 | 無印良品ネットストア(公式サイト)


ライトグリーンを最初に一本買ったのですが惚れ込んでしまったので2本買い足しました。
お気づきでしょうか?ペン本体の色と紙に書いたインクの色がほとんど一緒ですよね。
紙にインクを乗せるとイメージしていたものと違うというのはよくある事かと思いますが、これは本当に本体の色と同じ色が出ます。

まるで本物の毛筆!

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スポンジを筆型にカットしてあるタイプを筆ペンではよく見るかと思います。
しかしリアルブラッシュという名に偽り無し。これは毛束で出来ているまさに「筆」なのです。
もちろん毛は化学繊維ですが、スポンジタイプとは違いとても柔らかく文字の幅が広がります。

一枚目の写真を見て頂くとわかりやすいと思いますが筆先自体は非常に細いのでこまかい場所の色塗りにも適しています。
寝かせ気味に書くと私のように太い文字も書けます。

絵画・塗り絵・文字書きなどなど

画材置き場にある理由は塗り絵目的で使うためなのですが、発色がかなり良いためBullet Journalの各ページタイトルを書く際に活躍しています。
筆ペンでカリグラフィーなんかも素敵ですね。
まだ使ったことが無い方は一本試してみてください。出来ることが広がって楽しいです。



関係ありませんがピンク・水色・黄緑の組み合わせが好きだということにこれを書きながら気づきました(笑)
いつも最初の三本はこの色です。汎用性もあって使いやすいですね。
新しいブログデザインもこの組み合わせです(´∀`)

2017年の手帳3冊をご紹介します

もう1月も末を迎えてしまいましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
本年も更新頻度がぐっと下がった状態ではありますが宜しくお願い致します。


渡馬9ヵ月にして素晴らしい文房具店に出会ってしまったのでインクを少し買い足しました。
日本メーカーは日本の倍くらいしますが、その代わりヨーロッパメーカーが異常に安いです。
為替の影響もあり3分の2くらいで買えるのでマレーシアに来る予定の方は爆買いしてもいいかもしれません。


ヒヨッコとはいえ文房具好きらしく本年一発目のエントリーは手帳から始めたいと思います。
12月にどの手帳を買おうか悩んでおりましたが、やっぱり悩んでいたすべてを購入しました。
今更ではございますが、2017年の一年を一緒に過ごす私の手帳を3冊ご紹介します。


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1.ほぼ日手帳カズン

当初全く購入する予定の無かったほぼ日手帳ですが、増田セバスチャン氏デザインのビビットな見た目に魅かれて購入を決意。いつものようにA5サイズのカズンです。
ほぼ日は公式サイトで海外発送も行っているのですがちょうど家族が日本から来る予定があったため実家に発送し持ってきてもらいました。
2016年に使っていたカバーオンカバーがボロボロになってしまったためこれも一緒に購入。


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意外にも落ち着いたピンクで柄の割にはキャピキャピした感じがありません。素敵です。
重いので自宅用です。夜に書いています。
月間ページはプライベートのスケジュール管理に、日間ページは思いついたことを書く落書き帳・日記のような使い方をしています。
ちなみに週間ページの使い方は模索しています…。
タイムマネジメントか支出管理に使えるか考え中。


www.1101.com


2.バレットジャーナル (ロイヒトトゥルム)

To-Doを管理する目的だとやっぱりバレットジャーナルが一番です。
バレットジャーナルについて詳しく知りたい方はこちらの過去記事をご覧ください。


emirakb.hatenablog.jp


ノートは何でもいいのですが、海外ユーザーが多く使っているLEUCHTTURM 1917(ロイヒトトゥルム)です。
クアラルンプールではA4サイズを販売しているお店は見つけたのですがA5は無く、こちらも日本で買って持ってきてもらいました。
※KL市内でA5サイズの販売店をご存知の方がいらっしゃれば情報教えてください。
BangsarにあるCzipleeで取り扱いが開始されました!


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To-Doリストや週間トラッカーとして大活躍中。
やろうと思いついたことを外出先でもすぐ書けるように持ち歩いています。
重さが軽く、ハードカバーなので持ち運びに◎
ちなみにロフト限定2015年版ほぼ日手帳購入者特典のバッグに筆記用具と一緒に入れてます。


ノートの各ページに振られた番号が最高に使いやすい。
万年筆の抜け具合もほとんど見られずいい感じで、すっかりお気に入りです。




3.スターバックス×モレスキン手帳

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手に入れました、マレーシア限定スタバ×モレスキン手帳!
詳しくは別記事にまとめたいと思いますが、この手帳の構成は月間ページとノート(横罫・無地・方眼)です。
自由度がかなり高いので学校用スケジュール管理+授業・課題メモとして使います。
万年筆ユーザー泣かせのモレスキンですが、インクフローが多くないうちのセンチュリー#3776(F)×ペリカンブルーブラックでなら何とか大丈夫でした。
ちなみに同じ万年筆にMONTEVERDEのCanyon Rustを入れたらガッツリ抜けるという事故…。
新年始まって早々ですが最初で最後、今年限りのお付き合いになること間違いなしのモレスキンさんです。


※マレーシアのスターバックスにてグランデサイズ以上を15杯飲むともらえます

初めての手帳3冊使い

今までは大体2冊で使っていたので3冊になるとうまく使いこなせるかどうか正直未だに不安ですが(笑)
3冊ともそれぞれ役割が分かれているので多少は問題ないかと思います。
使う頻度が多いのはロイヒトトゥルムですね。
耐久性も気になるところですが、今のところモレスキンより断然好きです。(紙質も含めて)
噂通りというか、本当にモレスキンは万年筆に向いてないですね。
ペンを選ぶとなるとどうしてもロイヒトトゥルムやほぼ日の方を集中して使ってしまいがちに…。
万年筆の使用を諦めたくないですが学校用手帳に選出したからにはしっかり使っていきたいと思います。

本年もよろしくお願いします

昨年は会社員を辞め、マレーシアに渡り学生に戻るという激動の1年を過ごしましたがすっかり馴染んでしまいました。
日本とほとんど同じ生活を送ることが出来ています。過ごしやすい国です。
ただ文房具の多様性という観点からいうと日本の足元にも及びません。というよりも日本メーカーが弱いです。
東急ハンズさん、日本メーカー全部引き連れて早く店舗出してくださいよ!
インクの種類も充実した巨大文具店に出会ったのでしばらくはそこだけで生きていきます…。
というわけで書けても海外メーカーばかりのお話になってしまいますが、本年も皆様どうぞよろしくお願いいたします。

未だに迷う2017年手帳。

みなさん2017年の手帳は決まりましたか?
手帳商戦は夏から始まっているので、ここを覗いてくださる方の大半は既に使い始めておられるでしょう。


そんな中12月に入ったというのに私は未だに手帳をどれにするか決めかねています。
前回お話ししたモレスキンコラボのスタバ手帳の進捗ですが、15杯中まだ7杯しか飲めておらずちょっと怪しい…。
引き換え期間内には手に入ると思うのですが在庫が無くならないことを祈るばかりです。


それを除いてもどうしてそんなにゆっくりしているのかと言うと、1月上旬に家族が日本から遊びにくるのでその時に手帳を持ってきてもらおうと思っているからです。
今月中に実家に届くように注文すればいいというわけ。


問題は何を買うか、なんですよね。
意外にも?日本の手帳はこちらでも大量に販売されています。
日本製が大人気なのであえてローカライズもせず、そのままです。
お値段はもちろんびっくり価格でありますが、ほぼ日手帳もトラベラーズノートも手に入る充実っぷり。
とはいえ日本で買うのが一番安いので持ってきてもらいます。

候補1:ほぼ日手帳カズン THANK YOU ALL

www.1101.com


増田セバスチャン氏デザインのポップなカバーが印象的。
一時在庫切れでしたが無事に再販されました。


2年連続でほぼ日を使用していたのですが次はもういいかなぁ、と思っていた矢先に素敵カバーの出現。
カバー+本体だけで約7000円。カバーオンカバーや送料などを含めていくと一万円近くかかります。
う~ん、金銭的に非常にダメージの大きい価格。
歯医者にかかったりキングダムハーツオーケストラ・ワールドツアーのプレミアムチケット(笑)を取ったりと何かと出費がかさんだので痛いです。
この際一万円が増えるくらいなんだ、と思えば買えないこともない…。

候補2:Bullet Journal

emirakb.hatenablog.jp


おかげさまで皆様にブクマしていただいている記事ですが、Bullet Journalもしくはバレットジャーナルは特定の製品があるわけではなく好きなノートに自分で作り上げていくスタイルの手帳です。
私が欲しいのはBullet Journalユーザに人気のLEUCHTTURM 1917であります。



日本の高級ノートやモレスキンはどこにでも売ってるのにこれだけが無い!
モレスキンは万年筆が使えないので選択肢から外れます。


今は無印のノートを使用しているのですが自分でナンバリングするのがこの上なく面倒。
そしてやっぱりLEUCHTTURM 1917を使いたい。
送料入れても2500円くらいですね。安い。
問題はページ数が250ページなので色々と書いていたら一年持たないかな?というところ。
なんだかんだ日本からいろんな人が遊びにきてくれるのでその時にお願いしても良いけど。

使いかたから考える

ほぼ日は日記に近い使い方ができるし、Bullet Journalはタスク管理に非常に便利。
どちらも一長一短あって全く別の物ではあるのだ。
ほぼ日の今年限定のカバーが非常に魅力的なのは否めないし…。


どちらも買うという選択肢は…?