前回までのあらすじ
革のロールペンケースが欲しいけど高くない?
それでもって要望にピッタリはまるものも無いし。
それなら自分で作ればいいじゃない!
※詳しくは下記を参照してください。
そんなこんなで知識も経験も全くありませんが、道具と革を買って作ってみたよ。
レザークラフトの基本を学ぼう
今回の目的はロールペンケースを作りたい、というただ一つである。
制作に必要な知識は、革の処理方法と縫い方。
この二つさえわかれば何とかなりました。
- 革の処理方法
動画なので手順も一目でわかりやすいですが、説明も非常に丁寧なのでとても勉強になりました。
他にも色々と動画をあげておられます。
- 縫い方
https://www.leathercraft.jp/goods/school/
沢山の写真で詳しく解説されています。
レザークラフト材料の通販サイト。
革&道具を手に入れた実店舗
- 革の市
ネットよりも断然安いです。
私が買ったのは、30㎝×30㎝でしっかりとしたオイルレザーだったのに400円でした。種類も豊富。
- 東急ハンズ三宮店
レザークラフト用の売り場が広く、道具はとにかく何でも揃います。
取り敢えず揃えた道具
- 菱目打ち 4目&2目(糸を通すための穴あけ道具)
- レザークラフト用縫い針(太くて先が丸い)
- 麻糸
- ろう(麻糸の毛羽立ちを抑える)
- ねじ念(菱目打ちのガイドラインを引く)
- ウッドスリッカー(コバを磨く道具)
- トコノール
- 木槌
- ゴム板
- カッター&カッターマット
正直ねじ念は、マルチステッチングルーバーの方が良かったと思っている。
オイルレザーに跡を付けようと思ったら結構頑張らないとはっきり付かなくて、菱目打ちするときにどこかわからなくなってしまう事しばしば…。
完成
型紙も何も無く、切って磨いて縫っただけの自作ペンケースがこちら
無知の状態で作ったにしては良い雰囲気。
革がしっかりしているので、パッと見は高級感があります。
しかし縫い目やコバ磨きが結構雑である。
プロとの違いはそこですね。
中身はこんな感じ。
何も考えず適当に切り出したため、ちょっと斜めに。
ペン同士当たることはないけどクリップがチラ見えしてしまう“あと一息”仕様。
しかも何も考えずに作ってしまったため一番左のポケットが細く…。
ペンは左からCROSS NILE、プロギアスリム、グランセNC、カクノ。
これで無事傷つけることなく持ち運ぶことができるようになりました。
反省点
紐がしっかりしすぎているのは失敗だったかなと思う。
巻くのも、結ぶのも、一苦労。
私しか止められないと思う。
というか私もまだとめ方を模索している。
レザークラフトそのものについては、裁縫よりもずっと向いていると思った。
元々革製品は大好きなので基礎からみっちり勉強しつつ、次の作品作りに取り組みたい。
ということで、評判も良いこの本で勉強することにしました。

- 出版社/メーカー: スタジオタッククリエイティブ
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今とにかく財布を買い替えたいので、早く技術を習得しよう。
と言いながらも、本当の問題はデザイン能力なのではないかと薄々気づきはじめてはいる(´ω`)