ブラッシュカリグラフィーというものに自己流で取り組んでいましたが、一度ひと通りオフラインで学んでみたいと思っていたところ…私が大好きなクアラルンプールの文房具店Stickerifficで半日ワークショップが開かれていたので行ってきた!
- ブラシカリグラフィとは
- Stickerifficのワークショップとは
- ワークショップに申し込むには
- ブラッシュカリグラフィのワークショップ詳細
- こんなことをしました
- 結局閉店ギリギリまでやってました
- 他のワークショップにも参加してみたくなった
ブラシカリグラフィとは
本来は漬けペンで行うところを筆ペンで行うカリグラフィのことです。私がバレットジャーナルの動画や画像ばかり追いかけているためよく目にします。
書体はそれぞれ違うため結構個性が出るんですよね。
やりかたなど詳しくは以前も書いたことがあるので下記の記事をどうぞ。
Stickerifficのワークショップとは
マレーシアのクアラルンプール近郊・Jaya Oneという地区にある私がマレーシアナンバーワンでオンリーワンだと認める文具店「Stickeriffic」。
ほぼ日手帳公認取り扱いショップにもなっていて、トラベラーズノートやMDノート、万年筆のインクもバラエティ豊かに取り扱う夢のようなお店です。
お店についてもっと詳しく知りたい方はこちらの過去記事へ。
こちらの特徴であるのがお店で販売されている文房具や画材を使った週3回程度開かれているワークショップの数々。
一度きりの半日コースなので旅行で立ち寄った方でも気軽に行くことができますが、どれも不定期でスケジュールが発表されてからしか申し込めないため注意が必要です。
同じ月に同じ講座が開かれていることはほどんどなく、どれも人気講座ですが特にブラシカリグラフィはすぐに定員になってしまうため一ヶ月くらい前に申し込むのが良いと思います。
ワークショップに申し込むには
ワークショップの申し込みは店頭またはオンラインでの受付となっています。
オンラインはこちらのイベント&ワークショップ申し込み専用ページからカートに入れてオンラインショッピングの要領で行います。
料金は申込時の支払いとなり、オンラインではクレジットカードやペイパルは利用できず「銀行振込」一択となります。日本から参加なら海外送金をすることになるでしょう。
価格はワークショップによって違うものの大体6千円~8千円の予算で参加できます。
ブラッシュカリグラフィのワークショップ詳細
さて、私が参加したブラッシュカリグラフィは初心者向けのワークショップです。
午後2時から6時までの4時間で、お値段はRM220(約6千円)。マレーシアの物価を考えると一見少し高いように感じるかもしれませんが、なんてことありません。なぜなら道具付きだからです。
- ぺんてる みず筆 1本
- トンボ AT-B 1本
- サクラクレパス Koi Brush 2本
- ウォルナットインク(コーヒー色になるらしい・未使用)
- ぺんてる 水彩絵の具 12色セット
- パレット
- ワークブックや画用紙
こんなに揃って6千円!それぞれ購入するのもかなり高いので、純粋な講座費用はとっても良心的な価格といえます。
手ぶらで時間通りにお店に行くだけというのもうれしいところ。ちょっとしたお菓子は出ますがドリンクは有料です。
こんなことをしました
1.イントロダクション
Stickerifficについての簡単な紹介とワークショップの概要についての説明です。
ちらほら遅れてくる人達がいるため時間稼ぎも含めて…。姉妹で運営されているお店だそうです。
ほかにも数名はたらいていらっしゃいますが何を聞いてもStickerrificの店員さんの文房具愛と知識は頭が下がります。
KL近郊の人々からここまで愛されるお店になるまでのお話は個人的に非常に感動しました。
さすが人気講座だけあってこの日のワークショップは満席。10人が定員のようです。
2.ボードを使ってやり方の説明&実践!
アップストロークは細く、ダウンストロークは太く…まずはトンボAB-Tを使って線に慣れることから始めます。
線の練習→大文字の練習→小文字の練習→単語の練習。
ひたすら練習。
注意が必要な文字についてはあらかじめホワイトボードを利用して説明してくれます。(ホワイトボード用ブラシペンの存在を初めて知りました!)
先生は絶えずみんながやっている姿を見ていて、どうすればもっと上手くかけるか、書きやすいか、見本以外にもこんな書き方もあるよ、といったように個別に指導してくれます。
上記写真にあるワークブックですが、見ての通りStickerrificオリジナルでワークショップに参加しなくてもお店やネットショップで買うこともできます。
2.水彩絵の具に挑戦!
小文字の練習まで終われば、次は単語の練習です。HelloやDreamなど、ブラッシュカリグラフィをするときに使う頻度の高そうな単語が並びます。
ここで新しいことに挑戦。水彩絵の具の登場です。
自宅では先ほどまで利用していたトンボAT-Bのように水性ペンタイプのブラシを使ったことしかありません。
絵の具を使うのなんて中学校以来でとても新鮮でした。
色を変えるために毎回筆を洗うのではなく、近い色を混ぜてグラデーションを作りながら変えていくと綺麗にできるという助言のもと練習を重ねます。
ぺんてる みず筆、かなり書きやすい!周りの受講者からもトンボAT-Bよりずっと使いやすいと好評でした。
3.基礎が終われば作品作り。
これまではワークブックの上で見本をなぞりながら練習してきましたがいよいよ画用紙を使って作品作りに挑戦します。
実はこのワークブック、最後のページに引用のページがあり、そこに良い感じの文言がかかれてあります。
その中から作品にしたいお気に入りの文章を選んだら先生にお願いして見本を書いてもらいます。
あらかじめ用意されているのではなく、その場で先生が書いて見せてくれるためどのタイミングで色を変えているか、どんな手順で進めていくのか間近で見ることができ非常に勉強になりました。
出来上がった見本を隣において真似します…
水彩絵の具初挑戦にしては悪くないのではないでしょうか!真似しただけですが…。
それでもやっぱりバランスがおかしいので、先生のようにビシっと上手くいきませんね。
4.黒色紙に映えるラメパレットも
二つ目の作品作りは黒色の紙に書くラメパレットです。これもみず筆で絵の具を使った時の要領で書きます。
逆にラメは通常の白色の用紙にはうまく色が出ず、このように黒色にはっきり映える色となります。
ワークショップではゴールド(ゴールドだけで数色)とシルバーしかありませんでしたが、お店には沢山の色が販売されているので色々試したくなります。
結局閉店ギリギリまでやってました
Stickerifficの閉店時間は7時なのですがかなりギリギリまでやってました。ほとんど5時間のワークショップです。
ラメパレットはワークショップのお持ち帰りに入っていないこともあり、私を含めほとんどの参加者が終了後にラメパレットを買っていました。
この日はラメが15%オフだったので余計ですね。
先生にギリギリまでありがとう!とみんなで言っていたらいつものことだから大丈夫!ですって。愛があるからなせるお仕事。素晴らしい。
時間をオーバーしてまでちゃんとやるという感覚があまり無い国なのでそれだけでも感動です。
他のワークショップにも参加してみたくなった
簡単な質問などは普段もやっていたものの、ワークショップで交流してStickerifficを運営する熱い思いなんかを聞いているともっと好きになったのは言うまでもなく…。
他にも漬けペンでのカリグラフィや絵、ジャーナルなど、他のワークショップも参加してみたくなりました。
ブラッシュカリグラフィをマスターすることへの近道は練習あるのみ!ということでせっかく教えていただいたことを忘れないように間隔をあけずに書き続けたいと思います。
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