あけましておめでとうございます!
新しい年になり新しいことを始めてみたいと思っている方、バレットジャーナル、別名BuJoなんてどうでしょうか。
BuJoはノートとペンだけあれば簡単に始められる手帳術ともノート術とも言い難い微妙なものですが、生産性を上げるために手を出してみるのはアリですよ。
バレットジャーナルのシステムについては以前まとめた記事をご覧いただいて。
今日のお話はBuJoに使うノートについてです。
世界のバレットジャーナリストの中で圧倒的に人気なノートはドイツから来た「LEUCHTTURM1917(ロイヒトトゥルム1917)」であります。
近頃は大きな文具を扱うお店であれば必ずと言っていいほど店頭に並べている人気ノートになっているかと思います。
豊富な色から自分だけの色を選べるハードカバーノートですが、バレットジャーナル用に購入を考えている人なら「ある種類」に目が留まり混乱しているのではないでしょうか。
「バレットジャーナル版ロイヒトトゥルム」
バレットジャーナル用に買うのだからバレットジャーナル版を買うべき?という当たり前のような疑問が浮かぶでしょう。
別にロイヒトトゥルムで無くても好きなノートでできることがBuJoの良いところなので、本当にどちらでもいいです。
とは言っても説得力がないので、バレットジャーナル版ロイヒトトゥルムと通常版の10個の違いをまとめてみました。
購入を考えている方は見比べて参考にしてみてくださいね。
ちなみに通常版を購入したときにも詳しく書いているので、通常版についてもっと知りたい方はこちらも併せて読むことをお勧めします。
- 1. 表紙に「Bullet Journal」の刻印がある
- 2. 表紙裏にKEYページがある
- 3. 最初のページに続けていくためのコツ「TIPS」が書かれている
- 4. 目次ページのレイアウトとページ数が違う
- 5. FUTURE LOG専用ページが用意されている(計4ページ)
- 6. 実質使えるページ数が9ページ少ない(249→240)
- 7. 切り離せるページが無い
- 8. 241ページからはBuJoのガイドラインになっている
- 9. 裏表紙をめくったところに「BulletJournal.com」についての記述がある
- 10. しおりが3本ついている
- その他
- 個人的に使って比べてみた感想
1. 表紙に「Bullet Journal」の刻印がある
まず外装から違います。
通常版には裏面下部に「LEUCHTTURM1917」とひっそりあるだけなのですが、これに加えBuJo版には表側に大きくBullet Journalのロゴがあります。
刻印なので主張は強くありませんが大きく好みの分かれる部分かと思います。
2. 表紙裏にKEYページがある
意外にも使いやすいのがKEYページです。
本来の記号設定の他にオリジナルで作るとき、多くの方はKEYページを自作していたと思いますが備わっているのでページを無駄にせず済みます。
通常版では何もありません。
3. 最初のページに続けていくためのコツ「TIPS」が書かれている
通常版ではインデックスが始まるページですが、ここにはBuJoを続けていくためのコツが軽く4点記載されています。
- 動画やガイドラインを読んで大枠を理解してから始める
- 自分に合うものだけ書く
- シンプルにすることを心がける
- 朝と夜に合わせて5分だけでも読み返す
人と比べて(特に)綺麗なレイアウトやデコレーションをしている人と同じようにせず、自分のペースでやることがコツなんですね。
4. 目次ページのレイアウトとページ数が違う
通常版は先ほどのTIPSのページと次の2ページの計3ページしかインデックスがありませんが、BuJo版は見開き4ページ分と一つ増えています。
それだけではなく、レイアウトが行数やカラム数も違いBuJo版の方がかなり多く書けるようになっているのが特徴です。
手前のシンプルな方がBuJo版になります。
5. FUTURE LOG専用ページが用意されている(計4ページ)
4ページのインデックスが終わるとFUTURE LOGページが4ページ続きます。
ここに他のページを持ってきたかったんだけど…という方ならちょっと使いづらいかもしれません。
FUTURE LOGの文字が印刷されてしまっているのでカスタマイズが得意な方もこのページだけ雰囲気が変わるのでは?
このページを飛ばして利用するという手もありますが、私はしっかり使い切りました!
6. 実質使えるページ数が9ページ少ない(249→240)
ページ番号が振ってあって使える部分が通常版249ページからBuJo版240と大きく減っています。
また先述したようにFUTURE LOGを空白ページとして利用するなら、更に4ページ少ないということです。
BuJo版も一応248ページまで番号が振ってあるのですが、241から248ページについては後ほど…。
7. 切り離せるページが無い
別に使ってなかったんですが「あれ?」と思ったのがこれです。
写真は通常版ですが、このようにミシン目が入った切り離せるページが16ページあったところ、BuJo版には存在しません。
8. 241ページからはBuJoのガイドラインになっている
241から248ページの合計8ページには何が書かれているかというと、BuJoのやり方を詳しく説明したガイドラインです。
システムについての基本的なことから、どんな記号を使うかといったオリジナルメソッドについてかなり詳しく書かれています。
初心者のみならず、なんどもやっている方でも一度読んで初心に戻り基本を押さえるのもいいですね。
9. 裏表紙をめくったところに「BulletJournal.com」についての記述がある
通常版は下部のロゴだけで大きさも少し小さいのですが、BuJo版には上部に公式サイトおよびコミュニティの紹介が書かれています。
ちなみにこちらがそのサイトです。
Blogでは他の方のレイアウト紹介もやっているので軽く写真を見ているだけでも楽しいです。
メルマガ会員限定販売なども時々やっているので色々と目が離せません。
10. しおりが3本ついている
BuJo版最大の長所だと私が思っているのが、このしおり3本。
通常版は2本ですが皆さん足りてますか?
私は足りないのでブックマークや付箋を挟んでいたのですが3本になったことですっきりしました。
カバーと同色以外は黒と白でとってもお洒落です。
ちなみに黒色カバーの場合は「黒・グレー・白」の3色になりカッコイイですよ。
その他
システム以外での違いについても2点ほど追記します。
BuJo版の方が価格が高い
500円くらいの違いではありますが、BuJo版の方が若干お値段高めです。
メタリックカラーと同価格なので特別高価というわけではありませんが、それでも通常版がすでに高価格ノートなので躊躇してしまう一因になりえると思います。
色の選択肢が圧倒的に少ない
ロイヒトトゥルムの長所でもあるカラフルなカバーから自分の好きな色を選ぶということについてですが、残念ながらBuJo版は「ブラック・エメラルド・ノルディックブルー」の3色しかありません。
エメラルドは私が写真に撮っている通常版と同じ色ですね。
この3色が圧倒的に人気であることが原因だったと思います。
寒色系なので暖色系が好きな方は今のところ通常版しか選択肢がないところが残念です。
個人的に使って比べてみた感想
二つを比べてみると一長一短であるため、どちらが良いかは使う人の好みによるとしか言えません。
個人的な感想として参考程度にしていただけると助かります。
セットアップも入れると1週間くらいBuJo版と向き合っていますが、大部分を占めるノート部分は全く同じなので通常版からの移行組でも全く違和感なく利用できます。
インデックスがシンプルになったことと、しおりが3本ついていることに関しては私の中でかなり高得点ですが、表紙の刻印はあまり好きじゃないことと中身のシンプルさが損なわれていることが減点ポイントになっています。
次もまた使いたいかと聞かれれば「新色が出るようなら次もBuJo版を買う」です。
減点ポイントを差し引いてもバレットジャーナル専用にカスタマイズされている専用ノートなので、やはり使いやすいです。
ただ、同じ色を避けて使いたいので別の色が出ないのであれば通常版に戻ります。
同じ色でもどうしても使い続けたいというほどでもない、ということですね。
個人的には、初心者の方であればバレットジャーナル版ロイヒトトゥルムの方がお勧めです。
ロイヒトトゥルム ノート A5 ドット方眼 バレットジャーナル ノルディックブルー 357675
- 出版社/メーカー: LEUCHTTURM1917(ロイヒトトゥルム1917)
- メディア: 付属品
- この商品を含むブログを見る